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この記事では、スライドドアが途中で戻るなどの開閉不良の原因や、スライドドアのローラー交換費用について紹介させていただきます。
使い勝手の良いオートスライドドアですが、電動系の部品が原因で突然開け閉めができなくなってしまうことがあります。
手動タイプのスライドドアであっても、電装系の不具合とは別にローラーの破損により開閉不良が起きるケースがあります。
オートスライドドアが途中で止まり逆方向に戻ってしまう現象も、ローラーの破損による不具合です。
スライドドアのローラーはプラスチックまたはゴムが大半で、劣化による割れやヒンジが錆びることでローラーの滑りが悪くなります。
スライドドアのローラーが破損した場合は、ローラーを新品に交換することで問題を解消することができますが、ローラー単品で部品が出ないため、スライドドアのヒンジごと交換するかたちになります。
スライドドアのローラーは、車種によりますが部品代で6000円～、交換工賃で5000円～15000円となります。
スライドドアの外側から交換できる車種で5000円ほど、内張を外して外側のパネルを外すタイプで10000円～15000円です。
DIYで作業する場合は、スライドドアからヒンジを外す時にスライドドアの下にジャッキをセットしておく必要があります。
ジャッキ無しでスライドドアのヒンジを外してしまうと、スライドドアが地面に落下するので大惨事になります。
スライドドアのローラー交換は、部品代だけで済めばそれほど大きな出費にはなりませんが、スライドドアを落下させてしまっては高額な修理費がかかります。
またジャッキとスライドドアの間に布を挟んでおくと、スライドドアに傷が付いてしまうといったトラブルを防げます。
スライドドアのローラー交換で最も苦戦するポイントは、ヒンジにワイヤーをかけるところだと思います。
ヒンジにワイヤーをかける際は、車体の前方から出てるワイヤーをヒンジに繋げて、後方からのワイヤーをペンチなどで引き付けながら、てこの原理をうまく使うことでなんとかヒンジにかけることができます。
この時に無理やり力を入れると、ワイヤーを破損させたり手が滑ってボディに傷を付けてしまうので慎重に作業しましょう。
またスライドドアの不具合はローラー以外にも多数あり、スライドドアのレール部分に異物が引
ワイヤー交換となると部品代で10000円～、交換工賃で15000円～25000円ほど、特殊な車種では部品代と交換工賃で50000円～と高額になることもあります。
オートスライドドアがキーや室内の開閉スイッチ、アウターハンドルを引いても作動しない場合は、室内の開閉スイッチが原因で起こる不具合です。
開閉スイッチの交換は部品代が5000円～、交換工賃で5000円～になります。
スライドドアの不具合は原因をひとつずつ探っていくことになるため、素人ではなかなか見つけることが難しいです。
作業工賃を節約するためにDIYで交換作業を行う場合は、不具合の原因を車屋に確認してもらってから慎重に進めてください。
