ワイトレは怖い危ない!ワイトレ事故は取り付け方が原因

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この記事では、ワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)やホイールスペーサーを取り付ける際の注意点、ワイトレの事故によるワイトレが怖い!危ない!と言われる原因について紹介させていただきます。

まず車検基準については、基本的にワイトレやホイールスペーサーを取り付けた状態でも問題ありません。

しかしディーラーや指定工場では、ワイトレが取り付けてある車両の車検や整備を断るケースがあるため注意が必要です。

ワイトレに対しての明確な車検基準はありませんが、検査官の判断によって異なるため車検時の再検査のリスク回避や、いったん取り外して再度取り付ける際のトラブル回避が理由のひとつです。

ワイトレを取り付ける際の注意点は、純正ハブボルトとワイトレの間に砂などの異物が無いこと確認し、純正ハブボルトとワイトレをしっかり隙間なく固定することです。

わずかなゴミやチリでも挟めてしまうと、純正ハブボルトとワイトレの間に隙間ができ、走行中にナットの緩みが生じ、ホイールがガタつくことでハブボルトが破損し、タイヤが外れるといった大事故を引き起こします。

ワイトレを取り付ける際は、純正ハブボルト周りとワイトレを綺麗な状態にし、締め付け時にトルクレンチを使用して規定のトルクで締め付けることが大切です。

また安全性を重視して、ワイトレの強度面で信頼メーカーを選ぶことや、ハブリングをワイトレとセットで必ず取り付けるといった対策も重要です。

ワイトレは安価な物も多く、気軽にホイールのツライチ調整を行うことが可能です。しかし、ワイトレはひとつ間違うと重大な事故に繋がる部品のため、価格重視というよりは安心メーカーで選ぶこともポイントになります。

ワイトレを販売している国内メーカーで品質において高い評価を得ているのは、KSP(ケーエスピー)、DIGICAM(デジキャン)、KYO-EI(協永産業)です。

KSPのワイトレは、NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)が定めるASEA基準をクリアし、純正同等の性能と強度を保持する保安基準に適合しています。

デジキャンのワイトレは、株式会社ケースペックが販売する商品で車種別設計のシルクブレイズも展開されています。

全てのワイトレに強度保証書が付属し、各サイズのワイトレに対応したハブリングのラインナップも豊富で、純正ホイールから社外ホイールまで幅広く対応しています。

協永産業のワイトレは、メイドインジャパンにこだわり、精密な設計に徹底された品質管理のもと製造される高品質で信頼性が高い商品です。

なかでもおすすめのワイトレは、DIGICAM (デジキャン)で重量がある車種に対応した耐久性、価格と品質のバランスが良く扱いやすいことが魅力です。

ワイトレを購入する際のチェックポイントとして、20mm以上のワイトレではほとんどありませんが、10mmや15mmを取り付ける際に、純正ハブボルトの方が長いためボルトのあたまが飛び出てしまうことです。

このときホイールの裏側にボルト逃げ(くぼみ)があれば、ホイールとボルトの干渉を防げるため取り付けることができますが、ホイールによってはボルト逃げが全く無いものや、ボルト逃げが浅く飛び出てた純正ハブボルトと干渉し取り付け不可になるケースがあるため注意してください。

またワイトレは危険と言われ敬遠されるパーツですが、ワイトレの品質、取り付け方法を徹底することで破損や事故を防ぐことができます。

実際にワイトレが破損し、重大な事故に繋がったケースは全て取り付け不良によるヒューマンエラーが原因です。

ハブリング無しの状態でワイトレのみを使用し、純正ハブボルトに過度な負担がかかり破損。重量のある車種に50mmのワイトレ、太いホイールをセットすることで、過度な負担がかかり破損。ワイトレと純正ハブボルトがしっかり密着していない状態で取り付けたため、ホイールナットが緩み脱輪といった事故があります。

たかがホイールスペーサーという感覚で取り付けてしまうと、後に取り返しのつかないことに繋がるため、ワイトレに関しては品質をしっかり確認し、取り付ける際は必ずハブリング、清掃、締め付けトルク、厚みは10mm~30mmと安全面に気を付ける必要があります。

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