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この記事では、ハイエースの義務化されたオートライトが消えないときの対処方法や、オートライトを解除する方法について紹介させていただきます。
ハイエースのオートライトが消えない!消す方法について
6型以降のハイエースにはオートライト機能が義務化されているため、朝晩の薄暗い時間帯や日陰などでライトが点灯します。
走行中のオートライト点灯は替えることができず、停車中ではポジションのみまたはOFFにすることができます。
またエンジン停止後にドアを開けることでライトも消えますが、エンジン停止と同時にライトを消すためには、ディーラーにて設定を変更する必要があります。
エンジン停止に合わせてライトを消す設定の趣旨をディーラーに伝えること、無料でイグニッションOFF時にライト消灯の設定に変更できます。
ハイエースのオートライトのセンサー感度に関しては、純正の初期設定時で一番鈍い(遅い)ため、純正の状態ではヘッドライトの点灯タイミングを更に遅らせることができません。
オートライトのセンサーを社外品のクリアレンズに交換することで、オートライトの感度を鈍化(遅く)させることは可能でが、トンネルなど暗い場所で点灯し、明るい場所に出てからライトが消えないなどの不具合が発生する可能性があります。
対策としては社外品のクリアレンズをクリアのままではなく、塗装やスモークフィルムで薄いスモークレンズに加工する方法があります。
純正のセンサーカバーは濃いスモーク状態のため、純正よりもスモークを薄くすることで丁度良い感度になり、暗い場所で点灯し明るい場所に出てからOFFになる、純正のオートライト機能にも支障がありません。
6型以降のハイエースのオートライトを解除する方法について
ハイエースの義務化されたオートライトを解除する方法については、車内のヒューズボックスからACC電源を取り、室内灯やフットランプ等の増設に使用する小型LEDランプを取り付ける方法があります。
見た目を気にしない方は、ヒューズ電源ではなく手軽なシガーソケット電源からでも可能です。
LEDランプのなかでもエーモンワンポイントLED 1807はコスパが良く、サイズが小さいため隠しやすいです。
LEDランプをダッシュボードにある、オートライトのセンサーの上に貼り付けて何かのカバーや置物などで隠せば仕上がりも自然です。
取り付けるLEDランプはこのワンポイントLEDでなくても、他のLEDでも対応できるためデザインや取り付け方で選択肢は広がります。
この方法はエンジン始動時からLEDによりセンサーが常に昼間と認識するため、AUTO位置では走行中でも点灯無し、スモール位置でポジションランプ、メイン位置でヘッドライトがそれぞれ点灯します。
不具合に関してもこれといって大きな問題はなく、ヒューズボックスからACC電源を取る際にアース位置がしっかり取れていないなど、配線の問題が解消すれば済むことであり、オートライトのセンサーに不具合が起きることは考えにくいため、グレード問わず対応できる加工方法です。
デメリットはオートライトのセンサーに貼り付けるため、センサーを純正の状態で残したい方、ダッシュボードに余計な配線を出したくない方など、ダッシュボード周りの見た目にこだわる場合は不向きです。
またオートライトの機能が使用できないため、トンネルや夕暮れ時では手動でライトをONにする必要があります。しかしこれはオートライトを解除したい方にとってデメリットではないと思います。
車検時はオートライトのセンサーに貼り付けてある、LEDランプをオートライトのセンサーからずらして、純正時のオートライト機能を復元させることで車検対応になります。
車検後はまたオートライトのセンサーに、再度LEDランプを貼り付けてオートライトを解除することができるためおすすめです。
注意点としては、義務化されたオートライト機能を解除した状態で車検を通すことができないため、ディーラーはもちろんのこと、一般的な車屋では加工することができません。
またオートライト解除に関する加工を行う場合は、オートライト機能に不具合等が起こる可能性があるため、自己責任で十分な注意を払って加工してください。