カーブログをご覧いただきありがとうございます。
ローダウンと言えば車のドレスアップの定番メニューです。エアサスや車高調であれば取り付け後に車高調整を行うことが可能ですが、ダウンサスに関しては下げたら調整を行うことができません。
また取り付け後の車高調整はもちろんですが、ストロークが減ることで乗り心地が悪くなること点などダウンサスによるローダウンは、エアサスや車高調整に比べデメリットが多くなってしまいます。
しかし低コストで手軽にローダウンを楽しむことができる大きなメリットがダウンサスの魅力となっています。
そこでこの記事では、ダウンサスでローダウンを行った時にラバースペーサーを使用して車高を上げる方法を紹介したいと思います。
ダウンサスを取り付けたはいいけれど、少し下がり過ぎてしまったと言う場合はESPELIR(エスペリア)のラバースペーサーをスプリングにはめ込むことで5mm~30mmほど車高を上げることが可能です。
このラバースペーサーにも種類があるので、ダウンサスの形状や大きさによって適合する物を取り付ける必要があります。
そしてラバースペーサーの取り付けや取り外しは、難易度の低い作業なのでDIYで行うことが可能です。
基本的には1つのスプリングに対してラバースペーサーを1つ使用しますが、スーパーダウンなど下げ幅が大きいスプリングに対しては、サイズ違いのラバースペーサーを2つ使用することもあります。
またラバースペーサーを取り付ける際の注意点としては、車高を上げると言うよりはスプリングのストロークを抑えることで車高をキープすると言うイメージになるので、取り付け方によっては常にバンプタッチしている様な乗り心地になってしまうことです。
薄いラバースペーサーで微調整する程度であれば、車高が上がり乗り心地も良くなるケースがあります。
ラバースペーサーは車検対応品と言う訳ではありませんが、ラバースペーサーを取り付けることで最低地上高をクリアできると言う場合などに重宝します。
車検時に指摘されるような物ではないので、スーパーダウンによりわずかに最低地上高が足りないと言う時にラバースペーサーを使用して、一時的に車検対応の車高に合わせることは合法です。
他にもグレーゾーンになってしまいますが、サスカットによる大幅なローダウンの車高上げにも対応することが可能です。
この場合はラバースペーサーを複数使用するため専門の知識や工夫が必要です。サスカットでのローダウンは、車検時に純正戻しを行うのが基本ですがラバースペーサーをうまく使用することで車検を通すことができます。
しかし必ずしも車検を通せるわけではありませんので、サスカットや大幅なローダウン時での取り付けは慎重に行ってください。
サスカットに関しては以下の記事をご覧ください。