ハイエースのローダウン費用と車検や構造変更について

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カーブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、ハイエースのローダウンと構造変更による車検事情やローダウン費用と乗り心地改善の方法、ローダウンブロックや4WDのローダウンで注意する点について紹介させていただきます。

 

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ハイエースのローダウンは2インチから構造変更で車検対応

ハイエースのローダウンに関しては、0.5~4インチの間隔で設定されているローダウンブロックと、サスペンションとボディの干渉を防ぐためのバンプストップを使用して車高を下げる方法が一般的です。※(1インチ= 2.54cm)

ハイエースのリア側にあるリーフスプリングとホーシングの間に、ローダウンブロックを取り付けることで0.5インチ間隔で下げ幅を決めることができます。

ハイエースのフロント側に関しては、純正のトーションバースプリングのボルトを緩める事で、車高を約4インチダウンの下げ幅まで調整することができます。

そしてフロント側のバンプストップとリバウンドストップ、リア側のバンプストップをローダウン対応品に交換することでハイエースのローダウンスタイルが完成です。

このようにハイエースはトーションバースプリングの調整と、ローダウンブロックを組み合わせて比較的低コストかつ簡単にローダウンさせることができる車種です。

しかし3インチ以上ローダウンさせる場合は、タイヤとフェンダーの干渉を防ぐためにタイヤサイズを小径に変更するか、フェンダーを加工するなどの対策が必要になります。

また1.5インチまでの下げ幅であれば、ローダウンさせた状態でも車検を通すことが可能ですが、2インチ以上のローダウンとなると車検時に構造変更をする必要があります。

ローダウン時の構造変更に関しては、それほど面倒な手続きではなく一度構造変更を行ってしまえば、それ以降の車検は通常通り通すことが可能です。

そしてハイエースの構造変更にかかる費用は、陸運局持ち込みでの書類申請になるため、地域によって変動しますが10000円前後になると思います。

 

ハイエースのローダウン費用と乗り心地改善の方法について

ハイエースのローダウンにかかる費用は、大きく分けてフロントのトーションバー調整費用、ローダウンブロックと取り付け費用、バンプ類と取り付け費用、アライメント調整費用です。

細かい金額は取り付けるショップや部品によって異なりますが、トーションバー調整費用4000円~、ローダウンブロック10000円~、取り付け費用10000円~、フロント用バンプストップ1500円~、フロント用リバウンドストップ1500円~、リア用バンプストップ1500円~、取り付け費用3000円~アライメント調整費用10000円~という感じです。

ここで紹介した取り付けや調整にかかる費用は単品での相場であるため、上記の内容でまとめてローダウンを行う場合は、ローダウンブロックとバンプ類の部品代を除く取り付け調整費用で15000円~になると思います。

そこにローダウンブロックとバンプ類の部品代が安い物で14500円~、となり合計で29500円~という予算でハイエースをローダウンすることができます。

またローダウンは見た目だけではなく、乗り心地にもこだわりたいという方はフロントのショックアブソーバー、リアのシャックルとリーフスプリングを交換することで大幅な乗り心地改善に繋がります。

最も効果的なのはショックアブソーバーを交換することですが、3.5インチ以上のローダウンではショックが激しい上下の動きを吸収しきれなくなり、突き上げ感を感じることがあります。

シャックルはリーフスプリングと車体の間に取り付けられている部品で、ローダウン専用の物へ交換することにより、リーフスプリングの動きがスムーズになり乗り心地が良くなります。

リーフスプリングに関しても、乗り心地を重視した社外品と相性の良いシャックルを組み合わせることで、純正では対応しきれない範囲の衝撃をカバーすることができます。

上記の内容でローダウン時の乗り心地改善にかかる費用は、ショックアブソーバーが25000円~、交換費用で5000円~、シャックルが20000円~、交換費用で10000円~、リーフスプリングが80000円~、交換費用で15000円~という感じです。

またシャックルやリーフスプリングを交換することで、乗り心地の改善に加え車高の変化が起きてしまうので注意が必要です。

乗り心地改善を目的としたシャックルでは交換時に車高が上がり、リーフスプリングは交換時に車高が下がるケースがほとんどです。

そのためシャックルとリーフスプリングによる車高の変化を計算に入れてローダウンブロックを選び、トーションバー調整で全体の車高バランスを合わせることになります。

そしてシャックルとリーフスプリングの交換に関しては、2インチ以上のローダウンと同様に構造変更が必要です

ローダウン時に一度構造変更をしている場合でも、再び構造変更をすることになるので乗り心地改善を検討している方は、ローダウンと同時に進めることでまとめて構造変更を行うことが可能です。

 

ハイエースの4WDはローダウンの負担が大きく注意が必要

4WDのハイエースをローダウンする際は、2WDと構造が異なるため下げ幅の限界が2インチ、うまく調整して2.5インチまでと限定されてしまいます。

1.5インチまでのローダウンではそれほど気にすることではありませんが、2インチ以上のローダウンでは、フロントデフとハブ軸の位置が悪くなることでドライブシャフトが角度不良を起こしてしまいます。

これが原因でドライブシャフトブーツの損傷やドライブシャフトからの異音、振動等が起きるので4WDのハイエースでは注意が必要です。

対策部品として、ローダウン専用ドライブシャフトブーツなどが販売されているので4WDでのローダウンを極めたい方にはおすすめです。

4WDのハイエースではローダウンによるリスクが大きいため、少し物足りなさはありますが車体への影響を配慮し、対策部品を取り付けた状態での1.5インチダウンが良いのではないかと思います。

また1インチダウンであれば、バンプ類の交換も不要かつドライブシャフトにかかる負担も無いため、純正に比べ乗り降りがしやすく見た目も程よい実用的なローダウンと言えます。

 

ハイエースのローダウンブロックは2WDも4WDも玄武で

ハイエースのローダウンに使用するローダウンブロックは、2WDも4WDも共通の玄武製がおすすめの理由について紹介させていただきます。

ハイエースのローダウンに関しては、2WDも4WDも同じでフロント側は純正トーションバースプリングのボルト調整で行い、リア側はリーフスプリングとホーシングの間にローダウンブロックを取り付けて車高を下げます。

フロント側の純正トーションバーで対応できるのは、3インチ(約7.5cm)まででそれ以上ローダウンする場合は、車体への負担や乗り心地の悪化等を配慮し、社外品の強化トーションバーに交換することをおすすめします。

リア側に取り付けるローダウンブロックは、0.5インチ間隔で1~4インチ(1インチ= 2.54cm)の物が販売されています。

ローダウン時の注意点として2WDのハイエースは問題ありませんが、4WDのハイエースをローダウンする際は、フロント側のドライブシャフトブーツに負荷がかかりブーツ破損が起きます。

社外品である程度の対策部品は出ているものの、ハイエースの4WDは2WDほど車高を下げることができません。

ハイエースの4WDは通常であれば1.5インチ、ローダウン対策をしたとしても2.5インチまでが限界であると思ってください。

なかには4WDで3インチローダウンしているという方もいますが、ドライブシャフトブーツだけでなく、フロントのデフ下の最低地上高が低くなりすぎるなど他の問題点が出てきます。

そのため4WDのハイエースをローダウンする場合は、支障なく乗りたい方で1インチ、対策部品を使用して1.5インチ~2インチ、リスクはあっても下げたい方は2.5インチという感じです。

また純正車高から4cm以上(2インチ以上)のローダウンを行う場合は、構造変更が必要になるためローダウン時に手続きを行いましょう。

ハイエースのローダウンブロックでおすすめの商品は、2WDも4WDもGenb(玄武)の物で間違いありません。

玄武のブロックは左右のズレを補正する機能に加え、フェンダー前方へのタイヤホイールの偏りを防ぐオフセンター補正機能、ポジショニングナットによる取り付け時のブロックとUボルトのズレを抑制する構造など、他とは比べ物にならないハイスペックブロックです。

低予算で検討している方でもローダウンブロックだけは、玄武のものを取り付けることでローダウンの質が変わります。

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