プロボックスのローダウン費用と車検やツライチオフセットについて

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カーブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、50系と160系プロボックスのローダウンにかかる費用やローダウンによる車検基準、ローダウンとツライチオフセットについて紹介させていただきます。

 

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プロボックスのローダウンにかかる費用と車検基準について

50系と160系プロボックスのローダウンにかかる費用は、ローダウン量やローダウン方法により異なります。

車検基準の範囲内で最も手軽にローダウンする方法は、純正サスペンションを社外のダウンサスに交換する方法で、25mm~35mmほど車高を下げることができます。乗り心地に関しては純正とそれほど変わらない印象ですが、大きな段差では突き上げを感じる場合があります。

ダウンサスの交換にかかる費用は、ダウンサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で60000円~が相場になります。

ダウンサスのデメリットとしては、ダウン量が決まっているため車体の個体差により前後左右で車高のズレが生じることです。5~10mmのズレであり気になる範囲ではないと思いますが、きっちり揃えたい方やフロントを下げ気味で調整したい方など車高バランスはそれぞれ好みがあると思います。

車高バランスにこだわる方やダウンサスの下げ幅では物足りないと感じる方には、取り付け後に20~100mmほどのダウン量で車高調整が可能な車高調がおすすめです。車高調の取り付けにかかる費用は、車高調部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で120000円~が相場になります。

乗り心地に関してはメーカーにより異なりますが、40~50mmのダウン量であればリーズナブルな車高調で十分かと思います。50mm以上下げる場合は乗り心地を多少犠牲にするか、乗り心地を追求したハイスペック車高調で低車高と乗り心地を両立させる必要があります。

またプロボックスのローダウンでは、車高を下げた際にリアタイヤの出幅が左右でズレてしまうため、車高調やダウンサスと合わせてタイヤのズレを調整するラテラルロッドの交換がおすすめです。ラテラルロッドは部品代が10000円~、取り付け調整費用で10000円~が相場になります。

プロボックスのローダウンによる車検基準は、純正比で40mmダウンまでは通常通りで問題なく40mm以上は構造変更が必要です。ただし最低地上高が90mm以下の状態では構造変更や車検を通すことができないため、プロボックスで車検を通せる範囲の最大下げ幅は、構造変更を行った状態で純正比50~55mmほどになります。

車体の個体差がありますが、50~55mm以上のローダウンでは最低地上高が90mm以下となり構造変更や車検基準をクリアすることができません。

構造変更にかかる費用は、陸運局持ち込みでの書類申請になるため、地域によって変動しますが10000円前後になると思います。構造変更は一度行うことで、次回以降の車検では手続きに加え、追加費用なども無く通常通りの車検を行うことが可能です。

そしてグレーではありますが、車検時以外の街乗りでは最低地上高90mm以下のセッティングで低車高を楽しみ、車検時に車高を上げて車検を通すことも可能です。この方法であれば構造変更や最低地上高を気にする必要がありません。

車高調の上げ下げによる車高調整費用は、1ヶ所2000円~、4ヶ所で5000円~が相場になります。ディーラーなど車検基準に厳しいショップでは、最低地上高90mm以下のセッティングにできないため注意が必要です。

車検時以外の車高を最低地上高90mm以下まで下げる場合は、ドレスアップ専門店やタイヤショップなどに確認するかDIY作業となります。

またダウンサスや車高調の他に社外エアサスによるローダウンもありますが、エアサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で600000円~、と高額な費用がかかるため予算に余裕のある方はご検討ください。

エアサスに関しては、いつでも自由に車高を変えることができるため走行時は高めに、低く魅せたいときに車高をベタベタにするなど、車内からリモコン操作で簡単に車高の上げ下げができます。そしてエアサスは構造変更を行うことで車検も問題なく通せます。

 

プロボックスのローダウンとツライチオフセットについて

50系と160系プロボックスのローダウンとツライチオフセットに関しては、ローダウン量とタイヤサイズにより選べるホイールサイズが異なります。

純正サイズを比較すると50系プロボックスの純正ホイールサイズが13×5J+39、タイヤサイズが165/80R13、160系プロボックスの純正ホイールサイズが14×5J+39、タイヤサイズが155/80R14です。

またプロボックスバンは車両総重量3.5t以下、最大積載量500kg以下の商用車であるため、ホイールはJWL規格、タイヤを乗用タイヤに変更する場合は、ロードインデックスが88以上で車検対応になります。

ここで問題となるのがロードインデックス88以上という点です。リフトアップでは車高を上げる目的でロードインデックス88以上の大径タイヤを選びますが、ローダウンでは純正よりも小径タイヤを履かせるスタイルが一般的です。

そのため車検基準の範囲内で40mmほどローダウンする場合は、ホイールサイズが15×6J+35または15×6.5J+40、タイヤサイズが純正同等の195/60R15です。

街乗りは小径タイヤを履かせて車検時には純正に戻すという方法であれば、50~55mmほどのローダウンにホイールサイズが15×7J+35、タイヤサイズが195/55R15です。60~65mmのローダウン量でもうひと回り小径タイヤにする場合は、ホイールサイズが15×8J+35、タイヤサイズが185/55R15です。

車高調のリアアジャスターを外して全下げにした状態、70~75mmほどのローダウン量では、ホイールサイズが15×8J+25、タイヤサイズが185/50R15でホイールリムがツライチか若干出るくらいでかっこいいと思います。

※ホイールのマッチングやツライチの加減は、車体の個体差などにより異なる場合があります。必ず現車合わせにてご確認の方をお願いします。

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