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車のエンジンを始動する際には、キーを挿して回すタイプのものやブレーキを踏んだ状態でボタンを押すタイプのものなど車種やグレードによって異なります。
中でもブレーキを踏んだ状態でボタンを押す『プッシュスタート式』の場合は、ブレーキを踏むタイミングとボタンを押すタイミングがずれてしまうことで、うまくエンジンを始動することができないという操作ミスも多いようです。
この記事では、プッシュスタート式の車でエンジンがかからない場合の原因や対策などについて紹介させていただきます。
プッシュスタートでエンジンがかからない原因
1.バッテリー上がり
2.スマートキーの電池切れ
3.ブレーキの踏み方があまい
4.ハンドルロックされている
5.セルモーターの故障
エンジンがかからない場合の対処法とは
プッシュスタート式の車でエンジンがかからない場合は、上記の5つの原因が考えられます。まずはブレーキを踏まずにプッシュスタートのボタンを押してみましょう。
ここでメーターランプが点灯していない場合は、バッテリー上がりが原因です。またエンジンをかける音(クランキング)が弱い場合もバッテリーが上がる寸前の状態です。
一度上がってしまったバッテリーは、充電能力が低下するため充電ではなく新品に交換することで今後のトラブルを防止することができます。
スマートキーの電池切れが原因の場合は、エンジン始動時と同じ様にブレーキを踏んだ状態でスマートキー本体を使ってプッシュスタートのボタンを押すことでエンジンを始動させることができます。
3つ目のブレーキの踏み方があまかったり、踏み込むタイミングが合わないことでエンジンを始動することができない場合は、『慌てずに落ち着いてブレーキを強く踏み込んでください。次にプッシュスタートのボタンをしっかりと押してください。』いつも通りエンジンをかけることができると思います。
またハンドルロックがかかっている状態では、エンジンを始動することができないためハンドル(ステアリング)を左右どちらかに回しながら、ブレーキを踏み込みプッシュスタートのボタンを押してください。
最後にメーターランプが点灯している状態で、ブレーキを踏み込みプッシュスタートのボタンを押してもなにも反応が無い(エンジンをかける音、クランキングが聞こえない)場合は、セルモーターが故障しているためセルモーターの修理が必要です。
まとめ
プッシュスタート式の車でエンジンをかけるときは、ハンドル(ステアリング)がロックされていないことを確認し、ブレーキを強く踏み込んでからプッシュスタートのボタンを押します。
車のエンジンがかからない場合は、まずメーターランプの点灯確認を行いバッテリーの状態を確かめてください。エンジンがかからない原因で最も多いのがバッテリー上がりです。
車のエンジンをかける音がいつもと違っていたり、スマートキーを使用して車の開け閉めをする際に反応が弱いなどの症状が出たときはメンテナンスのサインです。
早めに対応することで大きな故障を防ぐことができます。また急なトラブルでも慌てずに対応することが大切です。