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高級ミニバンの中でも人気の高い『20アルファード』、『20ヴェルファイア』のローダウン方法や社外ホイールのツライチサイズについて紹介させていただきます。
ローダウンの方法や費用(工賃)は?
20アルファード、ヴェルファイアは、車高調、ダウンサス、エアサスの3種類のアフターパーツを取り付けることで車高を下げることができます。
ローダウンにかかる費用(工賃)は、ダウンサスの場合、部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で60000円~となります。
車高調の場合は、部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で120000円~となります。
取付工賃、4輪アライメント調整に関しては、40000円程度でダウンサス、車高調共に同じ金額です。この他に取り付けるダウンサスや車高調のスペック(メーカーや品質)により部品代の金額は大きく異なります。
エアサスを取り付ける場合は、部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で600000円~となっておりダウンサスや車高調に比べ、部品代や取付工賃が高額になってしまいます。またエアサスを取り付ける場合は、車検対応にするための記載変更が必要です。
ローダウン後の車検対応はどうなの?
ローダウンの車検対応に関しては、全ての車種で『最低地上高が90mm以上であること。全高の変化は個体差を含めて-40mmまで。』と定めているため40mm以上ローダウンした状態では車検を通すことができません。
ただし40mm以上のローダウンでも最低地上高が90mm以上の場合、構造変更を行うことで車検を通すことができます。
参考までに20アルファード、ヴェルファイアの純正(ノーマル)時の最低地上高は、グレードによって異なりますが170~180mmとなっています。
ローダウン時の乗り心地を改善する方法
20アルファード、ヴェルファイアは、ローダウンすることで突き上げるようなゴツゴツ感や跳ねが収まらないなどローダウン特融の症状が出てしまいます。特に3列目シートでの乗り心地が非常に悪くなってしまうという欠点もあります。
そこでおすすめなのがTEIN(テイン)のFLEX Aという車高調です。この車高調は純正に近いマイルドな乗り心地をキープしつつ車高を下げることができるため、乗り心地を重視するひとにはとても人気があります。
またメーカー推進の下げ幅も50mm程度とそこそこのダウン量に設定されているため満足のいく仕上がりになると思います。
他には、車高調やダウンサスなどのローダウンパーツ以外にパワーブレース、スタビリンク、タイロッドエンドなどのジオメトリーパーツを交換することで、ローダウンした状態でも純正(ノーマル)に近い乗り心地を確保することができます。
20アルファード、ヴェルファイアのツライチサイズは?
ダウンサスでローダウンさせた場合の30mm程度、車高調でローダウンさせた場合の60mm程度の状態で20インチの社外ホイールを使用したツライチサイズを紹介させていただきます。
30mmローダウンの場合は、フロント20×8.5J+38、リア20×9.5J+42のホイールでツライチとなります。
30mmローダウンで前後8.5Jの場合は、フロント+38、リア+30となります。
60mmローダウンの場合は、フロント20×8.5J+33、リア20×9.5J+37のホイールでツライチとなります。
60mmローダウンで前後8.5Jの場合は、フロント+33、リア+25となります。
注意点としては、リアのタイヤサイズが245/35R20の場合はスライドドアを開けた際にドアの内張とタイヤが干渉してしまうため、タイヤサイズを235/35R20又は225/35R20にする必要があります。
ここで紹介したホイールサイズが20インチ以外の場合でもインセットはほぼ同じサイズになると思います。またタイヤサイズに関しても幅が245の場合は、干渉してしまうため235か225となります。
※当記事でのカスタム内容に関しては独自のデータをもとに記載しております。ホイールのマッチングやツライチ加減は車体の個体差などにより異なるため、必ず現車合わせにてご確認の方をお願い致します。