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この記事では、タフトの2インチリフトアップにかかる費用、リフトアップの車検基準と構造変更について紹介させていただきます。
タフトの2インチリフトアップにかかる費用について
タフトのリフトアップを行う場合は、リフトアップサスまたはコイルスペーサーで約20mm~40mmほど上げる仕様が定番です。
そこに165/80R14などの少しだけ外径の大きいMTタイヤを組み合わせることで、約2インチ(約50mm)リフトアップさせる方法があります。
ベースとなるリフトアップサスは、エスペリア スーパーアップサスがコスパ重視でおすすめです。
マッドテレーン(MTタイヤ)やオールテレーン(ATタイヤ)といったワイルドタイヤは、トーヨーのオープンカントリーR/Tが無難かと思います。
2インチリフトアップにかかる費用は、リフトアップサス18000円~、ラテラルロッド16000円~、キャンバーボルト5000円、オートレベライザーアジャストロッド5000円、各取り付け工賃とアライメント調整費用で30000円~40000円、トータルで74000円~84000円ほどが相場になります。
またリフトアップを得意とするショップでは、各部品代と取り付け工賃、アライメント調整費用で70000円という場合もあるので、リフトアップを行う際は各ショップに問い合わせてみると良いです。
個人でタイヤホイールを購入する際は、ホイールサイズによってはリフトアップ時の個体差により、タイヤがフェンダー内でアーム類に干渉してしまうことがあるため注意が必要です。
純正サイズよりも2サイズ外径が大きくなる場合は、必ずフェンダー加工やアーム類の干渉を防ぐ対策をとること、スピードメーターと実速度の車速誤差を確認することが大切です。
タフトのリフトアップの車検基準と構造変更について
タフトの2インチリフトアップの構造変更と車検については、リフトアップサスやリフトアップスペーサーで約30mm~40mm、そこにMTタイヤを組み合わせることで約50mm~55mm(約2インチ)上げた状態になり、車検基準の40mmを超えるためディーラーなど厳しい場所では車検を通すことができません。
グレーではありますが、車検時の検査員により2インチの上げ幅でも車検を通してくれるケースもあるため、不安であれば車検を受ける場所に事前確認を行ってください。
基本的にはリフトアップサスやコイルスペーサーで40mm以上車高を上げた場合、車検を通すための構造変更が必要になります。
構造変更にかかる費用は、陸運局持ち込みでの書類申請になるため、地域によって変動しますが10000円前後になると思います。
構造変更は一度行うことで、次回以降の車検では手続きに加え、追加費用なども無く通常通りの車検を行うことが可能です。
1インチや1.5インチなど最低地上高が純正比で40mmアップまでであれば、リフトアップサスやリフトアップスペーサーを取り付けた状態でも、構造変更を行う必要がないので問題ありません。