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アルファードを中心に迫力のあるデザインや使い勝手の良さで人気のミニバンや軽ハイトワゴン。
そのワンボックスカーの売りであるスライドドアですが、年数を重ねるにつれ手動のスライドドアが重く感じるなどで開き辛くなってしまうことはよくある話です。
なかでも中古車で購入した車では既に症状が出始めていることも多々ありますが、まずはDIYで出来る簡単な方法で手動のスライドドアをメンテナンスしてみましょう。
最初にオートスライドドアの場合は、オートスライドドアのスイッチをOFFに設定して手動で開け閉めができる状態にします。
この状態でスライドドアを開け、開閉途中で多少でも何かに引っ掛かるような感覚がないかを確認してください。
もし開閉途中で違和感を感じたらスライドドアのレール部分に異物が引
まずはレール部分にゴミなどが詰まっていないかを確認し、ゴミなどの異物が詰まっている場合は、しっかりと取り除くことでスライドドアをスムーズに使用することが可能になります。
この時にCRCパーツクリーナーとタオルを使用するとうまく綺麗にすることができます。その後グリースメイトペーストなどでグリスアップして作業は完了です。
また清掃とグリスアップを行ってもスライドドアの開閉に違和感が残る場合は、スライドドアのワイヤーに不具合が起こっている可能性があります。
スライドドアのワイヤー交換が必要な場合は、20000円~30000円ほどの修理費用がかかってしまいます。
他にもオートスライドドアの場合、モーターに不具合が起こっている可能性がありモーターの修理となると70000円~80000円と高額な修理費用がかかってしまいます。
オートスライドドアで不具合が起きてしまうと部品交換が必要になるケースがほとんどでそれなりの費用が発生します。
そこでオートスライドドアのモーター関係の故障の場合、オート機能は今後使用せず手動タイプのスライドドアとして使用していくのであれば、修理しないという選択も可能です。
またオートスライドドアに関しては、使用されている部品が多いことや手動のスライドドアよりも重量があることで不具合が発生する確率も高いです。
スライドドアにかかる負担を少しでも軽減させるためには、レール部分の清掃とグリスアップを定期的に行うことが大切です。
手動のスライドドアも同じように定期的なメンテナンスを行うことで、スムーズな開閉を持続させるだけでなくワイヤー切れも防ぐことに繋がります。