シートベルトの警告音は簡単に消せる!後部座席や車検基準も

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カーブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、レクサス、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、スバル、三菱、ダイハツ、スズキのシートベルト警告音や警告灯を解除する方法、警告音と警告灯を解除した場合の車検基準や注意点について紹介させていただきます。

 

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レクサス、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産、スバル、三菱、ダイハツ、スズキのシートベルト警告音と警告灯を解除する方法

車を運転する際に運転席のシートベルトをしていても、助手席や後部座席に荷物を置いている時に『ピーピー』と警告音が鳴ってしまうケースがあります。

警告音はしばらく走行すると消えますが、できることなら『ピーピー』と警告音が鳴る設定を解除したいという方が多いと思います。

結論としてシートベルト警告音と警告灯は、国産車であればシート下にある配線(カプラー)を取り外すことで簡単に解除できます。

また数年前からのレクサス、トヨタ、ダイハツにおいては、配線を取り外さなくても解除する設定が用意されているため、配線がよくわからない方でもシートベルト警告音を解除する方法があります。

運転席、助手席、後部座席のシートベルト警告音と警告灯は、シートベルトをしないまま人が座ったり、20kg以上の荷物を座席に置いた状態で走行することで、センサーが感知する仕組みになっています。

そこでシートベルトを差し込む部分である、シートベルトバックルに付いている配線のカプラー(コネクター)を外すことで、センサーの信号を遮断して警告音と警告灯を解除することができます。

配線のカプラーはシート下を覗いてみると簡単に見つけることができ、すぐに取り外せるので費用もかかりません。

注意点としてシートベルトバックルに付いている配線のカプラーを取り外す作業は、簡単な作業とは言え、車屋ではNGな内容のためDIYで行う必要があります。

DIY作業に自信のない方や車屋の入庫時に不安のある方は、配線のカプラーを外す以外の方法として、シートベルトエクステンダーという部品を購入し、シートベルトバックルに取り付けることで一時的に警告音と警告灯を解除することもできます。

そして運転に集中する目的で警告音と警告灯を解除することは有効ですが、一時的に警告音と警告灯を解除する際は、シートベルトの付け忘れにご注意ください。

シートベルト警告音と警告灯の車検基準に関しては、車検時に警告灯が正常に作動することが条件であり警告音には詳しい規定がありません。

平成6年3月31日以前に製造された国産車、平成7年3月31日以前に製造された輸入車は対象外です。

現在の車はシートベルトの警告灯が車検時の検査項目であるため、警告灯を解除した状態では車検を通すことができません。

そのためシートベルトバックルの配線を外したり、シートベルトエクステンダーを取り付けている場合は、車検時に元に戻す必要があります。

なかには警告音と警告灯を解除した状態で車検を通せるケースもありますが、ディーラーや陸運局に持ち込む場合は厳しいです。

 

レクサス、トヨタ、ダイハツのシートベルト警告音を解除する方法

レクサス、トヨタ、ダイハツのシートベルト警告音を解除する方法に関しては、2008年以降のモデルであればレクサス、トヨタ、ダイハツの車種に共通する方法です。2008年以前のモデルでも車種によっては適応します。

エンジンがかかっていない状態で停車している車に乗り込み、キーまたはエンジンスイッチをONにした状態で車のメーターパネルにある『ODO/TRIP』ボタンを『ODO』表示にします。

この状態でいったんキーまたはエンジンスイッチをOFFにし、もう1度キーまたはエンジンスイッチをONにしすぐに『ODO/TRIP』ボタンを10秒以上押しっぱなしにします。

『ODO/TRIP』ボタンを押しっぱなしの状態でシートベルトを装着すると、『ODO』の表示部分に『b-on』と表示されます。

そのままもう一度『ODO/TRIP』を押すと『b-off』。もう一度押すと『b-on』に切り替わります。

『b-off』の状態で10秒ほど待つと『ODO』または『TRIP』表示に戻ります。この操作で警告音を解除することができます。

また運転席と助手席はそれぞれ別で設定する必要があるため、運転席の設定完了後に助手席も同じ設定を行います。

助手席の設定を行う際は、誰かに同乗してもらうか助手席に重い荷物を乗せた状態でキーまたはエンジンスイッチをONにします。

運転席の設定と同じようにキーまたはエンジンスイッチをOFF、もう1度キーまたはエンジンスイッチをONにし『ODO/TRIP』ボタンを10秒以上押します。

『ODO/TRIP』ボタンを押しっぱなしの状態で、助手席のシートベルトを装着し『b-on』の表示に変わったら、もう一度『ODO/TRIP』を押し『b-off』に変更します。

10秒ほど待って『ODO』または『TRIP』表示に戻れば、助手席側のシートベルト警告音も解除になります。

そしてこの設定の注意点としては、シートベルト警告音が解除されても警告灯は点くということです。

シートベルト非装着で走行した場合、警告音は鳴りませんが警告灯はこれまで通り赤く点滅します。

そのため警告音と警告灯を完全に解除したい方は、シートベルトバックルに付いている配線のカプラーを外すか、シートベルトエクステンダーを取り付ける方法になります。

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