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今や国産SUVの中では不動の人気を誇るトヨタ『ハリアー』ですが、20代~50代の幅広い世代に支持されています。
ハリアーの売りといえば、エクステリア(外装)の先進的なデザインやインテリア(内装)の高級感だと思います。
ハリアーのコンセプトである「高級」「先進」「洗練」がはっきりと出ていて、まさにラグジュアリーSUVといった仕上がりが人気を集めています。
そんなハリアーですが、純正(ノーマル)では物足りないという意見や人気車種だけあって周りと同じでは嫌だという方も多いです。
ハリアーのようなSUVでは、20インチの大口径ホイールを履かせることが多く最近では21インチや22インチといった更に大きなサイズを選択する方も増えています。
またSUVでありながらローダウンという選択肢もハリアーのカスタムメニューの中では人気となっています。
そこで60ハリアー(ZSU60)のローダウンについて紹介させていただきます。
60ハリアー(ZSU60)のローダウン方法と費用
60ハリアー(ZSU60)は、一般的な車種と同じで社外品のアフターパーツであるダウンサス、車高調、エアサスを取り付けることでローダウンさせることができます。
※エアサスを取り付ける場合は、記載変更が必要です。
また60ハリアー(ZSU60)のリアサスペンションは、ダブルウィッシュボーン式のためローダウンすることでキャンバー角がつきより太いホイールセッティングが可能です。
ローダウンの費用(工賃)に関しては、ダウンサスの場合、ダウンサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で60000円~となっております。
車高調によるローダウンの場合は、車高調部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で120000円~となります。
取付工賃、4輪アライメント調整に関しては、40000円程度でダウンサス、車高調共に同じ金額です。この他に、取り付けるダウンサスや車高調のスペック(メーカーや品質)により部品代の金額は大きく異なります。
また、エアサスを取り付ける場合は、エアサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で600000円~となっておりダウンサスや車高調に比べかなり高額です。
60ハリアー(ZSU60)のローダウンと車検について
ローダウン時の車検に関しては、全ての車種で最低地上高が90mm以上であること。全高の変化は個体差を含めて-40mmまで。となっているため40mm以上のローダウンでは車検に通りません。
ただし40mm以上のローダウンでも最低地上高が90mm以上の場合、構造変更を行うことで車検を通すことができます。
※60ハリアーの純正(ノーマル)時の最低地上高は、グレードによって異なりますが160~190mmとなっています。
※G’s、GR SPORTに関しては、純正(ノーマル)の状態で35mm程度ローダウン済みのため130~150mmとなっています。
最後に
60ハリアー(ZSU60)のローダウンでとくに人気があるのは、RS-R Ti2000にてフロント約-30mm、リア約-40mmとダウンサスで適度に仕上げるスタイルです。
ローダウン上級者の場合は、テインのフレックスZやタナベのサステックプロといった車高調でフロント約-50mm、リア約-60mm程度ローダウンさせる方もいます。
また60ハリアー(ZSU60)を40mm程度ローダウンして22インチのホイールを履かせた場合の乗り心地に関しては、ローダウンと扁平タイヤによるゴツゴツ感が出てしまいます。
大口径の21インチ、22インチのホイールは迫力があり、ローダウンしたハリアーとの相性も良いですが、乗り心地を気にされる方は20インチのホイールがおすすめです。
※当記事でのカスタム内容に関しては独自のデータをもとに記載しております。ホイールのマッチングやツライチ加減は車体の個体差などにより異なるため、必ず現車合わせにてご確認の方をお願い致します。