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JB64新型ジムニーの定番ドレスアップと言えばリフトアップ。そしてリフトアップと言っても1インチ(約2.5cm)、1.5インチ(約3.8cm)、2インチ(約5cm)など見た目や用途によって車高の上げ幅も様々です。
なかでもリフトアップが初めての方や自然なスタイルに仕上げたいと考えている方には、1インチ~1.5インチ程度の上げ幅がおすすめです。
またリフトアップすることでタイヤのズレや光軸のズレなども修正する必要があるため、ただ車高を上げればいいと言う話ではなく車高以外の部分も忘れずにチェックしましょう。
この記事では、JB64新型ジムニーのリフトアップを手軽に楽しめる1インチリフトアップについて紹介させていただきます。
JB64ジムニーの1インチリフトアップについて
JB64ジムニーの1インチリフトアップを行う場合は、リフトアップサスまたはコイルスペーサーで車高を上げる方法が一般的です。
しかしリフトアップサスなどで約2.5cm(1インチ)車高を上げるだけでなく、ラテラルロッドを交換し、キャンバーボルトを取り付けてのアライメント調整とタイヤの出幅調整。そこにオートレベライザーアジャストロッドを取り付けて光軸調整を行う必要があります。
そのため1インチリフトアップにかかる費用は、リフトアップサス20000円、ラテラルロッド10000円、キャンバーボルト5000円、オートレベライザーアジャストロッド5000円。取り付け工賃で15000~20000円、各種調整費用で20000~25000円、トータルで75000~85000円ほどが相場になります。
またリフトアップサスは低価格でリフトアップを楽しむことができますが、上げ幅が決まっているため車体の個体差などによって仕上がりにバラつきが出ても調整することができません。
初めてリフトアップを行う方であれば気になる誤差ではありませんが、見慣れてきた頃に前後で車高が少し違うなど改善させたいポイントが出てくるかもしれません。
リフトアップサスに比べ価格は少し高くなってしまいますが、取り付け後に車高調整ができるタイプのコイルスペーサーは便利でとてもおすすめです。
調整式のコイルスペーサーであれば、純正比較で1~4cmの範囲で好みの車高に合わせることができるので取り付け後の仕様変更にも柔軟に対応できます。
またJB64ジムニーの1インチリフトアップを検討されている方には、見た目や乗り心地のバランスを配慮してコイルスペーサーで2.5~3cm、少しだけ外径の大きいMTタイヤを履かせることで1~1.5cm車高を上げて、トータルで約3.5~4cm(1.5インチ)程度のリフトアップに仕上げる感じがベストではないかと思います。
コイルスペーサーとMTタイヤの組み合わせで1.5インチリフトアップの仕様で少し高いなと感じる場合は、コイルスペーサーで調整して1インチリフトアップに戻すことも可能です。
ノーマルタイヤで車高を上げるだけの1.5インチリフトアップではなく、MTタイヤを使用して1.5インチリフトアップに仕上げると言う所がポイントでありジムニーらしい雰囲気が楽しめると思います。
JB64ジムニーの1インチリフトアップの車検について
通常リフトアップさせた状態で車検を行う場合、最低地上高が純正比で4cmアップまでの範囲であれば現状で問題ありません。
そのためリフトアップサスやコイルスペーサーによる1インチリフトアップに関しては、取り付けた状態のままで問題なく車検を通すことができます。
同時に各種調整を行うためのラテラルロッドやキャンバーボルト、オートレベライザーアジャストロッドに関しても、取り付けた状態のままで車検を通すことができます。
また上記でおすすめしたコイルスペーサーで2.5~3cm、外径の大きいMTタイヤで1~1.5cm、トータルで約3.5~4cm(1.5インチ)ほどリフトアップした状態に関しても、車検基準をクリアできるので問題なく通すことができます。