225/30R20の引っ張りタイヤ空気圧や車検基準とは

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この記事では、引っ張りタイヤの空気圧や注意点、車検基準やデメリットについて紹介させていただきます。

引っ張りタイヤの空気圧は一律で何キロというわけではなく、組み合わせるホイールの太さとタイヤサイズにより異なります。

例えば9Jで235/30R20や225/35R19、215/40R18であれば空気圧は、250kPaほどで良いと思います。

高速走行が多い場合は、260kPa~270kPa、街乗り高速共に、乗り心地は多少悪くなりますが、エア漏れを想定して270kPa~280kPa入れておけば安心できます。

またホイールサイズが同じ9Jであっても、225/30R20や215/35R19、215/35R18の場合は、引っ張り感が強いため270kPa~280kPaにするのがおすすめです。

この場合高速メインの方は、290kPa~300kPaでいいかと思います。エア漏れを想定しての安心設定では、300kPa~310kPaです。

引っ張りタイヤだからと言って空気圧が高すぎると、乗り心地の悪化やタイヤのグリップ性能が落ちるだけでなく、最悪の場合タイヤがバーストしてしまう可能性があるため安易に空気圧を上げるのは危険です。

特に高速道路を走った時は空気が膨張することで空気圧は更に上昇します。そのため高速道路を走行する前は空気圧の上げ過ぎに注意が必要です。

そして引っ張りタイヤのコンディション管理は、1ヶ月に2回ほどの空気圧測定で空気の減り具合を確認し、タイヤの変形や違和感の有無を目視で確認します。

極端に空気圧が狂う場合やタイヤに変形が見られる場合は、ホイールとタイヤのバランスが悪いためタイヤの銘柄を変える必要があります。

また引っ張りタイヤを履かせることでローダウン時のフェンダーとタイヤの干渉を防いだり、タイヤが小径になることで車高が下がるメリットがありますが、店舗などの出入り口の段差でホイールリムに傷が付きやすいデメリットもあります。

他にも無理なサイズで引っ張ることにより、タイヤとホイールの間からエア漏れが起きてしまうなど引っ張りタイヤ特融のリスクがあります。

引っ張りタイヤの例として、ローダウン無し8.5Jまたは9Jのホイールを履かせる場合、235/35R19、245/30R20が標準的なサイズになると思います。

タイヤがフェンダーに被るくらいローダウンしている場合は、225/35R19、225/35R20または235/30R20で少し引っ張りになります。この程度の引っ張り具合であればリスクも少なく見た目もちょうど良いのではないでしょうか。

ここから更にローダウンしている車やリムでツライチ、ツラウチを合わせる場合は、フェンダーとタイヤの干渉を防ぐために215/35R19、215/35R20がおすすめです。

9Jで215/35R19、215/35R20を履かせる場合は、タイヤの内側の片ベリ状況や空気圧の管理をまめに行う必要があります。

軽自動車の引っ張りタイヤサイズは、16×6Jに165/40R16でホイールリムとタイヤ面がちょうど同じくらいのジャストサイズな仕上がりです。空気圧は220kPaほどで問題ありません。

16×6.5Jに165/40R16では、やや引っ張り気味でタイヤ面よりもホイールリムが5mm~10mmほど出る感じです。空気圧は260kPa~270kPa、16×7Jに165/40R16でちょうどいい引っ張り具合で空気圧は280kPa~290kPaです。

16×7.5Jに165/40R16では、引っ張り具合がかなり強くなります。空気圧はタイヤ銘柄により変わりますが300kPa~310kPaになります。

16インチ以下の引っ張りタイヤサイズは、15インチの6J~7.5Jで165/40R15、165/45R15、14インチの6J~7Jで155/55R14、13インチの6J~7Jで155/60R13、155/65R13となります。

明確な空気圧に関しては、組み付けるホイールとタイヤ、ローダウン状況や車の仕様により異なりますが、16インチと15インチの6.5J~7Jで270kPa前後、14インチと13インチの6.5J~7Jでは260kPa前後、14インチと13インチの7.5Jに155/55や155/50を組む場合は300kPa前後になります。

引っ張りタイヤの車検基準に関しては、純正タイヤのロードインデックスを下回る引っ張りタイヤはほぼNGですが、乗用車についてはグレーであり多少なら問題ありません。

しかしハイエースなど貨物車は、純正タイヤのロードインデックスを下回るタイヤでは車検を通すことができないため、引っ張りタイヤを履かせる場合は、車検時に純正タイヤに戻す必要があります。

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