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トヨタの高級ミニバンである『アルファード』、『ヴェルファイア』は、30系になりエクステリア、インテリア、ボディサイズと大幅に車格を上げています。
そのスペックは、高級セダンにも劣らない乗り心地と操縦安定性、充実した快適装備、そしてトヨタの高い安全性能とまさに高級ミニバンに相応しい仕上がりとなっています。
マイナーチェンジ前(前期)のアルファードとヴェルファイアの販売台数を比較すると、ヴェルファイアの方が人気となっていましたが、マイナーチェンジ後(後期)ではアルファードの方が人気となっています。
両車とも基本スペックは、同じ仕様でエクステリアのデザイン(外装)のみが異なるため、ユーザーの好みで分かれるかたちとなっています。
この記事では、30系アルファード、ヴェルファイアのローダウン費用とツライチオフセットについて紹介させていただきます。
30系アルファードのローダウン費用と車検事情について
30系アルファードのローダウン費用は、ローダウン量やローダウン方法により異なりますが、車検基準内のダウン量であればダウンサスによるローダウンがおすすめです。
ダウンサスでのローダウンは、純正サスペンションをダウンサスに交換する方法で、30mm前後車高を下げることができます。
乗り心地に関しては純正とそれほど変わらない印象ですが、大きな段差ではやや硬く感じてしまう場面があります。
30系アルファードのダウンサス取り付けにかかる費用は、ダウンサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で70000円~が相場になります。
ダウンサスのなかでもTANABE(タナベ) SUSTEC DF210は、低価格でありながら乗り心地はもちろんのこと、下げ幅が35mmほどとダウンサスとしては満足のいく仕様となっています。
またグレーではありますが車高調を取り付けて、車検時以外の街乗りでは最低地上高90mm以下のセッティングで低車高を楽しみ、車検時に車高を上げて車検対応にするという方法もあります。
30系アルファードの車高調取り付けにかかる費用は、車高調部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で140000円~が相場になります。
30系アルファードのローダウンによる車検基準は、純正比で40mmダウンまでは通常通りで問題なく40mm以上は構造変更が必要です。
車高調の上げ下げによる車高調整費用は、1ヶ所2000円~、4ヶ所で5000円~が相場になります。
ディーラーなど車検基準に厳しいショップでは、最低地上高90mm以下のセッティングにできないため注意が必要です。
そのため車検時以外の車高を最低地上高90mm以下まで下げる場合は、ドレスアップ専門店などに確認するかDIY作業となります。
30系アルファードのローダウンとツライチオフセット
30系アルファードのローダウンとツライチオフセットについては、ダウンサスや車高調にて30mmほどローダウンした場合は、フロント8.5J+35、リア9.5J+39のホイールでツライチになります。
50mmローダウンの場合は、フロント8.5J+30、リア9.5J+32のホイールでツライチになります。
70mmローダウンの場合は、フロント8.5J+26、リア9.5J+26のホイールでツライチになります。
タイヤサイズは、8.5Jで225/35R19や225/35R20、9.5Jで235/35R19や235/35R20でちょうどいい引っ張り具合です。
高速走行時のバーストや空気圧の管理が気になる方は、8.5Jで235/35R19や235/35R20、9.5Jで245/35R19や245/35R20でちょい引っ張りとなりドレスアップ初心者でも扱いやすいサイズとなります。
※ホイールのマッチングやツライチ加減は車体の個体差により異なるため、必ず現車合わせにて確認の方をお願いします。
※80mm以上のローダウンでは構造上ロアアームがフレームに干渉する、燃料パイプやエアコンパイプにタイヤが干渉するなどのトラブルが発生するため、各アーム類の交換が必要です。またアーム類の交換時は記載変更が必要です。