フロントガラスの凍結は暖機運転とぬるま湯で溶かす

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カーブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、フロントガラスの凍結を暖機運転とぬるま湯で溶かす方法、スノーブラシの使い方やお湯をかける際の注意点について紹介させていただきます。

雪国の方は慣れている雪道運転やフロントガラスの凍結ですが、車に乗って間もない初心者の方や雪国で過ごすことが初めての方は、冬場に車の扱いで困惑してしまうと思います。

朝一に車を出そうとすると、思わぬ積雪で雪下ろしに時間を取ってしまったり、フロントガラスが凍結し溶かす方法をネットで検索するなど、冬場の車事情は対処方法がわかっていてもなかなか大変です。

まずフロントガラスの凍結を溶かす方法に関しては、暖機運転が一番効果的です。暖機運転とは、エンジンをかけてアイドリング状態で車を温めてから発進する方法です。

エンジンをかけてすぐに暖房やデフロスターを最小か下から2番目くらいの弱さで作動させ、フロントガラスの内側に暖気を当てることで5分~10分ほどでフロントガラスの凍結を溶かすことができます。

フロントガラスにお湯をかけて溶かす方法も有効ですが、30度以上のお湯をかけてしまうと急な温度変化でガラスが割れてしまうこともあるので注意してください。

フロントガラスの凍結をお湯で溶かす場合は、20度くらいのぬるま湯をかけて溶かしますが、外気温がかなり低い時は溶かしてもまた凍結するため暖機運転との併用がおすすめです。

またフロントガラスに積雪がある状態で暖機運転の暖房やデフロスターを入れておくと、フロントガラスの内側が曇る原因となるためフロントガラスの雪は必ず落としましょう。

手順としてはフロントガラスに雪があれば落とす、次にワイパーがOFFになっていることを確認し、エンジンをかけ暖房またはデフロスターの弱風でフロントガラスに暖気を当てる。フロントガラスの凍結と合わせてワイパーも凍った状態であるため、エンジン始動時にワイパーがONの場合は、無理な作動によりワイパーゴムが切れたり、モーターに負担がかかることでワイパーのモーターが壊れてしまいます。

冬場の車の取り扱いは、雪道運転と同様に焦らず時間に余裕を持って対処することが大切です。とくに朝の通勤前は早めに積雪や凍結の有無を確認し、暖機運転を5分~10分行うことで問題は解消します。

他にも焦って雪下ろしを行いスノーブラシで車に傷を付けてしまったり、フロントガラスの凍結をスノーブラシなどで砕いて取ろうとして、フロントガラスにヒビが入るなど少しのミスが大きな出費に繋がるため注意が必要です。

フロントガラスの凍結でスノーブラシを使う場合は、ゴムやスクレーパーになっている部分を軽く当てて氷を少しずつ削ります。しかしスノーブラシのみで氷を全て取り除くことはできないため、必ず暖機運転と合わせて作業してください。

最後に急いでいる時にあると便利なものが古河薬品工業 解氷スプレーです。解氷スプレーは、-114.5℃以下にならないと凍らないアルコールの性質を利用し、窓ガラスの氷点(氷結する温度)を下げることで解かします。時間の無い朝でも瞬時に解けるので時間がかかりません。

カー用品店やホームセンターなどでも販売されているので、常備しておくことに抵抗のない方は購入しておいて損はないと思います。

フロントガラスの凍結でやってはいけない3つ、熱湯をかける、ワイパーを動かす、スノーブラシなどを強く当てる。どんなに急いでいてもこれだけは気を付けましょう。

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