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この記事では、色付きフロントガラスの車検基準や違法性、施工費用について紹介させていただきます。
色付きフロントガラスの車検基準や違法性について
最近増えている色付きフロントガラスですが、大きく分けると純正ガラスに色が入っているタイプ、社外の色付きガラス、純正ガラスにフィルムを施工したものと種類は3種類です。
純正色付きガラスは国産車では採用されていませんが、高級外車のフロントガラスやサイドガラスで採用されているケースがあります。
社外の色付きガラスは、販売されている車種が限定されていますがコートテクトやソーラーインパクトが有名です。
フロントガラスに施工するフィルムで最も人気があるのは、青紫色に発色するゴーストフィルムです。
ゴーストはカーフィルムで定評のあるBraintec(ブレインテック)が販売している商品でバリエーションも豊富です。
青紫色のカラーが印象的で可視光透過率が低い物ほど深みが出ますが、車検基準を配慮すると車種によっては選択肢が限られてしまいます。
車検を受けるディーラーや民間車検場によっては、可視光線透過率70%以上であっても、色付きのカーフィルムを施工していることで断られてしまう場合があるのでご注意ください。
社外の色付きガラス、コートテクトやソーラーインパクトに関しては、もちろん車検対応品であるため安心して取り付けることができます。
青紫色の色付きフロントガラスに興味がある方は、まずコートテクトに対応している車種かを調べて、無ければゴーストフィルムを施工する流れで良いと思います。
色付きフロントガラスの違法性については、コートテクトやゴーストフィルムの車検基準内であれば全く問題ありません。
しかし注意点としてディーラーなどで入庫を断られてしまうケースがあることや、巡回中の無知な警察に止められてしまうことがデメリットです。
色付きフロントガラスの施工費用について
コートテクトはゴーストのようなフィルムではなく、金属層の特殊加工が施されたガラスでフィルムに比べ経年劣化しないのが特徴です。
他にもフィルム施工に比べて車内からの反射も少なく、視界が綺麗な点も大きなメリットです。
コートテクトにかかる費用は、車種により異なりますがコートテクト本体価格、フロントガラス交換費用を合わせて80000円~が相場になります。
コートテクトのデメリットとしては、金属層の特殊加工が強いためGPSやETC、テレビアンテナ取り付け箇所を間違うと受信に障害が出てしまうことがあります。
コートテクトはアンテナ類を取り付ける場所の指定があるため、コートテクトの取り扱いがある専門ショップに依頼すれば問題ありません。
アンテナの感度や環境によって異なりますが、余程のことがなければ受信障害を受けることはないと思います。
コートテクトはフィルム施工ではなく、ガラスにこだわりたい方や現在ガラスに飛び石があり気になっている方におすすめです。
純正ガラスにゴーストフィルムの施工費用に関しては、ゴーストフィルムの取り扱いがあるショップであれば、フロントガラス1面で20000円~30000円、フロントサイドガラス2面で15000円~20000円が相場です。
SNSで人気の個人ショップでは、フロントガラス、フロントサイドガラスの3面で20000円~という価格帯もあります。
またゴーストフィルムの取り扱いが無いショップも多いため、まずは近くのフィルム専門店にお問い合わせください。
施工できるショップが見つからない方は、ドレスアップを専門に行っているショップや個人のフィルム屋をあたってみてください。
施工費用を抑えたい方は、ブレインテックにて車種別カット済みのゴーストフィルムが販売されているので、DIYで挑戦してみてはいかがでしょうか。
また色の濃いフィルムは車内からの視界も悪くなってしまい走行時に支障をきたしてしまう可能性があります。
同時に可視光線透過率が保安基準よりも下がってしまうことを防ぐために、可視光線透過率が低いフィルムを施工する場合は、事前に専門ショップに相談してください。