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数ある車の部品の中で未塗装(マットブラック)の樹脂パーツ(プラスチック)が採用されているところがあります。
例えば、フロントワイパーの付け根の部分にあるカウルトップ(カバー)やサイドミラーの付け根の部分なんかはわかりやすいのではないでしょうか。
このような未塗装樹脂パーツは、紫外線による経年劣化や汚れの固着によって白くなってしまうことがあります。
この記事では、樹脂パーツが白くなってしまう白化(劣化)を防ぐ方法やアフターパーツによるメンテナンス効果はどのくらいなのかを紹介させていただきます。
未塗装樹脂パーツの白化(劣化)を防ぐ方法は?
車に採用されている未塗装樹脂パーツの白化を防ぐ方法は、太陽からの直射日光(紫外線)を避けることです。
しかし、車は外で使用するため常に紫外線を受けてしまい避けることは不可能です。
ガレージやカーポートで保管した場合は、青空駐車に比べて効果的ですが直射日光を受ける環境で車に乗っている限り、未塗装樹脂パーツの白化を防ぐことはできません。
未塗装樹脂パーツのメンテナンス方法は?
日常で車を使用していると未塗装樹脂パーツの白化を防ぐことはできませんが、市販されている樹脂パーツ用のコーティング剤を使用することでメンテナンスを行うことは可能です。
樹脂パーツ用のコーティング剤は、オートバックスやイエローハットなどの量販店で1000~5000円ほどで購入することができます。
中でもおすすめなのは、施工が簡単で艶出し効果の高い WAKO’S(ワコーズ)バリアスコートです。
この商品は、車のボディと樹脂パーツの両方に対応しているコーティング剤でコストパフォーマンスも魅力的です。
このような車の樹脂パーツに対応したコーティング剤を使用することで、経年劣化により艶が無くなってしまった部分をリフレッシュすることができます。
耐久性に関しては、車のボディに使用するワックスや撥水剤と同様に3~6ヶ月程度です。またコーティング剤の種類や車の保管状況によっても大きく異なります。
車の未塗装樹脂パーツの塗装ってどうなの?
車の未塗装樹脂パーツは、『未塗装』であるため直射日光(紫外線)の影響を受けやすく劣化が早いものです。
そこで「黒などの自然な色合いで塗装してしまえばいいのでは?」と思う方もいるのではないでしょうか。
しかし、未塗装樹脂パーツの塗装はしっかりと下地処理を行わなければならないので、DIYで簡単に仕上がるものではありません。
また業者に塗装を依頼する場合は、金額が高くなってしまうためそこまでして劣化を防ぐ価値があるのかと思ってしまいます。
車種によって金額は異なりますが、塗装するのではなくある程度の劣化が見られた時点で新品パーツに交換するという選択肢もありだと思います。
まとめ
車の未塗装樹脂パーツに関しては、経年劣化を避けることができないためある程度の割り切りが大切だと思います。
日頃のメンテナンスで艶出しをしつつ、見た目が悪くなってきたら新品パーツに交換するという方法が最善ではないでしょうか。