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ZVW52のプリウスPHVは、通常の50系プリウスと同じで『TNGA』(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が採用されています。
この『TNGA』はデザイン、安全性、走りの良さ、クルマのすべてを変えた未来の骨格と呼ばれていて、『TNGA』の採用によりボディ剛性が以前のトヨタ車と比べ物にならないほど、良い仕上がりになっています。
そこに数年先でも古さを感じさせないデザインとEVのスムーズで力強い加速を加わえることで、通常のプリウス(ZVW50)との差別化を図っています。
この記事では、プリウスPHV(ZVW52)のローダウン費用とツライチオフセット、おすすめの車高調と社外ホイールについて紹介させていただきます。
プリウスPHV(ZVW52)のローダウン費用について
プリウスPHV(ZVW52)のローダウン方法は、一般的な車と同じでダウンサスもしくは、車高調を使用してローダウンするという2つの選択肢があります。
ダウンサスによるローダウンの場合は、純正(ノーマル)の足まわりを一度取り外し、サスペンションを純正オプションまたは、社外品のダウンサスに交換することで車高を下げることができます。
ダウンサスのダウン量に関しては、メーカーによって異なりますが10~25mm程度の物が多く、エスペリアのスーパーダウンで35mmと車検ギリギリの設定になっています。
またダウンサス取り付けにかかる工賃は、ダウンサス部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で55000円~となっております。
次に車高調によるローダウンの場合は、ダウンサスと同様に純正(ノーマル)の足まわりを一度取り外し、サスペンションとショックを全て社外品の車高調に交換します。
車高調のダウン量に関しては、メーカーによって異なりますが、0~80mmと調整幅が大きいのが特徴です。
しかしプリウスPHV(ZVW52)の純正(ノーマル)車高が130mmとなっているため、40mm以上のローダウンでは車検基準の最低地上高90mmを超えてしまいます。
そのため、車高調取り付け後の車高調整には注意が必要です。
車高調の取り付け工賃は、車高調部品代、取付工賃、4輪アライメント調整で120000円~となります。
また取り付け後の車高調整は1か所1000円程度です。
プリウスPHV(ZVW52)のツライチオフセットについて
プリウスPHV(ZVW52)の純正ホイールサイズは、標準装備15×6J+40と純正オプション17×7J+50となっています。
社外品のホイールで人気が高いのは、BBS RF504 17×7.5J+48、RAYS HOMURA2×9 18×8J+45、ロクサーニ マルチフォルケッタ 18×7.5J+48などメッシュタイプのスポーティなホイールが上位に上がっています。
純正(ノーマル)車高の状態では、17×7.5J+48、インチアップで18×7.5J+48のサイズが無難ではないでしょうか。
このサイズでリアのみ5mmスペーサーを取り付けると更にバランスの良いツラ加減になります。
車検対応の基準値でローダウンとツライチを狙う場合は、30~40mmのダウン量で18×8J+45のサイズがおすすめです。
こちらもリアのみ5mmスペーサーを取り付けることでツライチになります。
また少し攻めるのであれば、10mmのワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)でもありだと思います。
ワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)の詳細に関しては以下の記事をご覧ください。
プリウスPHV(ZVW52)の車高調と社外ホイールについて
画像のプリウスPHV(ZVW52)は、TEINのFLEX Zという車高調にてフロント60mm、リア50mm程度ローダウンした状態です。※この車高では車検非対応となります。
ホイールはエスカーダ NF330 18×7.5J+48でフロントに15mm、リアに25mmのワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)を取り付けています。
この場合タイヤサイズが215/40R18では段差でストロークした際にリアフェンダーのインナーに干渉してしまうため、タイヤサイズを205/40R18にする必要があります。
プリウスPHV(ZVW52)のローダウンや社外ホイールを検討されている方は参考にしていただければ幸いです。
※当記事でのカスタム内容に関しては独自のデータをもとに記載しております。ホイールのマッチングやツライチ加減は車体の個体差などにより異なるため、必ず現車合わせにてご確認の方をお願い致します。