プリウスやシエンタのエンジンの振動はEGRが原因!

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この記事では、プリウスやシエンタ、ヤリスやハリアーなどトヨタのハイブリッド車のエンジンが振動する原因やEGRの対策について紹介させていただきます。

減税や低燃費で人気のハイブリッド車を維持するうえで最も注意する点は、排気ガスの一部を吸気系に再循環、再燃焼させる環境装置であるEGRの故障やエンジン内部のインマニ、バルブ類の煤詰まりです。

ハイブリッド車は、走行時にモーターによるアシストが大きいため、アクセルを踏み込みエンジンを回す機会が少なく、エンジンが始動しても短時間でモーターに切り替わるシステムです。

そのためエンジン内の煤が燃えきることがなく、乗れば乗るほどカーボンデポジットが堆積していきます。

長時間アイドリング状態を繰り返したり、1回の走行が10km以下の街乗りを繰り返すことで、エンジン内の煤が詰まり、新車から8年前後、走行距離で80000kmほどでもEGRが故障してしまうケースがあります。

対策としては、休憩中などに10分以上のアイドリングを避ける。短距離の街乗りがメインでも法定速度までの加速時にアクセルを踏み込む、1週間に1回は1回の走行で40km以上走らせたり、高速道路を利用して100km以上の速度で20kmほど走らせるなどの方法があります。

ハイブリッド車は低燃費が売りであるため、加速時のアクセルも軽めに踏みがちですが、街乗りであってもエコ運転ではなく、発進時にしっかりとアクセルを踏み込んでエンジンを回してあげることがポイントです。

そしてEGRなどの煤詰まりを除去する費用は、状態により5万~10万円ほどが相場になるため、ハイブリッド車に乗る際は扱いに注意が必要です。

またエンジントラブルを防ぐための定期的なオイル交換に加え、WAKO’S(ワコーズ) フューエルワンといったエンジン洗浄剤を使用したメンテナンスが欠かせません。

燃料費の高騰によりハイブリッド車は魅力的に見えますが、扱い方によっては後に大きなエンジントラブルを招く恐れがあります。

上記のリスクを配慮し大きなトラブルを事前に回避することで、ハイブリッド車とうまく付き合うことができます。

車体価格や購入後のメンテナンスを配慮すると、ガソリンエンジンの車が無難ですが、減税や低燃費の恩恵を受けれるハイブリッド車は今後も目が離せません。

そして中古車でハイブリッド車を購入する際は、年式や走行距離だけで判断することが難しいEGRに気を付ける必要があります。

ピュアなガソリンエンジン、ガソリンとモーターのハイブリッド、それぞれのメリット、デメリットを理解した上でライフスタイルに合う車選びをすることが大切です。

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