現在車のヘッドライトは、ハロゲン、HID、LEDの3種類が使用されています。特に最近ではLEDを純正で採用している車種が多くなっています。
LEDヘッドライトが標準装備となっている場合は、明るさ、消費電力共に優れているため全く問題ありませんが、現状はまだまだハロゲンライトが標準装備の車種があります。
また、年式が古い車種を好んで乗られている方や以前新車で購入した車を大切に乗られている方などは、ハロゲンライトの車種に乗られているのではないでしょうか。
ハロゲンライトは、HIDやLEDに比べると明るさではとても敵いません。しかし、ハロゲンライト特融の色合いが好きな方もいると思います。
僕も以前乗っていた車でヘッドライトはHID、フォグランプはハロゲンという組み合わせで、ヘッドライトは青白く、フォグランプはハロゲンライト特融のオレンジがかったような白という色合いの差が好きでした。
車のヘッドライトは、機能性はもちろんですが色合いや車種の雰囲気によって好みも分かれると思います。
この記事では、ハロゲンライトの車種をベースに社外品のHIDキットを取り付けた場合のメリットやデメリットに関して紹介します。
社外HIDキットのメリットは?
HIDの明るさはハロゲンの3倍といわれているため、社外品とはいえHIDはとても明るいです。
実際にHIDキットの取り付け後は、「夜間の視界がこんなに見やすくなるの?」と思ってしまうほどの衝撃です。
社外HIDキットの取り付けは、純正のハロゲンライトなどが暗くてお困りの方にはおすすめです。
社外HIDキットのデメリットは?
激安で販売されているHIDキットは、HIDのバルブが破損してしまったり、バラストの不具合がでてしまいうまく点灯しなかったりとトラブルが多いです。
そのため、口コミを参考にコストパフォーマンスの良いHIDキットを探すか、少し高額になってしまったとしても長期保証のある有名メーカーのHIDキットがおすすめです。
純正HIDを社外品のHIDバルブに変える場合は?
HIDヘッドライトが標準装備の車種で明るさや色合いを変更する場合は、社外品のHIDバルブを取り付ける必要があります。
HIDヘッドライトが標準装備の場合は、ハロゲンからHIDに変更するときとは異なり、社外HIDキットの取り付けは不要です。
純正ヘッドライトのHIDバルブを社外品のHIDバルブと交換するだけで済みます。
社外HIDの車検対応について
社外品のHIDに関しては、ケルビン数が6000kまでであれば基本的に車検を通すことができます。
メーカーによっては、8000kまで問題なく通すことができますが、8000k以上のものは色合いが青くなってしまうため車検はNGとなります。
また、純正のヘッドライトがハロゲンでマルチリフレクターヘッドライトの場合、社外HIDの光量やカットラインがうまく反映されず車検に通らない可能性があります。
マルチリフレクターヘッドライトの車種でも純正HIDの車種は、社外HIDを取り付けても車検対応の物であれば問題ありません。
純正のヘッドライトがプロジェクターヘッドライトの場合は、光量が規格外の社外HIDを取り付けていない限り問題ありません。