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商用車としてではなくファミリーカーとしても人気のハイエースですが、一般的なミニバンに比べ車高が高く乗り降りしづらいと言うデメリットがあります。
そこで定番カスタムのひとつであるローダウンをすることで、乗り降りが楽になり外観の見た目もかっこよく仕上げることができます。
この記事では、ハイエースのローダウンでおすすめのパーツとローダウン後の車検事情について紹介させていただきます。
ハイエースのローダウンとブロックについて
ハイエースのローダウンに関しては、フロント側は純正トーションバースプリングのボルト調整で行い、リア側はリーフスプリングとホーシング(車軸)の間にローダウンブロックを取り付けて車高を下げます。
フロント側の純正トーションバーで対応できるのは、2インチ(約5cm)まででそれ以上ローダウンする場合は、車体への負担や乗り心地の悪化等を配慮し社外品のトーションバーに交換することをおすすめします。
リア側に取り付けるブロックは、0.5インチ間隔で1~3インチ(1インチ= 2.54cm)の物が販売されています。中には4インチ(約10cm)の物もありますが、取り付ける際に車体側のフレーム加工が必要になります。
そこでハイエースのローダウンは、見た目と乗り心地のバランスを配慮し1.5~2インチ程度がおすすめです。また純正車高から4cm以上のローダウンを行う場合は、構造変更が必要になるためローダウン時に手続きを行いましょう。
ローダウンブロックでおすすめの商品は、ハイエースのローダウンパーツを展開しているGenb(玄武)の物です。
Genbのブロックは、ブロック本体はもちろんUボルトに滑り止めが付いていたり、取り付け時に左右への振り幅があるためハイエース特融の車輪ズレ調整もできます。
またローダウンに合わせてリバンプストッパーとバンプストッパー(フロント)、(リア)をGendの物へ交換することで段差での突き上げが軽減します。
ハイエースのローダウンと車検について
ハイエースのローダウン時の車検に関しては、他の車種と同様に純正車高から4cmまでであれば問題なく車検を通すことができます。
4cmと言うと1.5インチ(約3.8cm)のブロックまでは、ローダウン後の構造変更は必要ありません。
しかし重量のあるベッドキットや大量の荷物を載せている状態では、気づかない間に基準値の4cmを超えていると言うケースがあるため積載物には注意が必要です。
また4cm以上のローダウンになる場合は、車検時に構造変更の手続きを行う必要があります。構造変更と言っても車屋に代行してもらうことも可能で、数千円ほどの費用で済むためそれほど難しいものではありません。
ハイエースのローダウンで人気の2インチダウン(約5cm)の場合も、一度構造変更を行うことでそれ以降の車検をスムーズに通すことができます。