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この記事では、フリードのアイドリングストップを解除するためのキャンセラーについて紹介させていただきます。
ホンダ車では標準装備となっているアイドリングストップですが、燃費向上や無駄な排ガスを抑えるというメリットより、効率の悪いデメリットが多いことに気付く方が増えています。
例えば、一時停止や駐車時の切り替えと言ったわずかなタイミングであってもアイドリングストップが作動してまうため、車としてのレスポンスが悪かったり、逆に燃費を悪化させてしまうケースがあります。
アイドリングストップが多く作動すれば、その分バッテリーも消費するためバッテリーの寿命も早まります。
最悪の場合バッテリーの消耗だけでなく、スターターモーター(セルモーター)が故障します。
スターターモーターが故障すると、車のエンジンをかけることができません。修理費用に加えレッカーなどの引取費用がかかり、更に高額な金額になります。
そのためこのようなケースを防ぐ目的で、エンジン始動後に予めアイドリングストップをOFFにしている方も多いのではないでしょうか。
純正の状態を崩したくない方や、毎回OFFに切り替えることができる方は純正の状態で問題ありませんが、毎回OFFに切り替えることが手間で仕方がないと言う方には、アイドリングストップキャンセラーの取り付けがおすすめです。
アイドリングストップキャンセラーを取り付けることで、エンジン始動後は常にアイドリングストップがOFFの状態になります。
一時的にONにしたいときは、純正の状態と同じようにアイドリングストップのスイッチを押して、OFFを解除するだけでアイドリングストップを作動させることができます。
また車検時など純正の状態に戻す場合は、アイドリングストップのスイッチを7秒以上長押しすることでキャンセラー機能を解除できます。
車検後に再びアイドリングストップを常時OFFにする場合は、アイドリングストップのスイッチを7秒以上長押してキャンセラー機能を戻します。
取り付けに関しては基本的にDIY作業になるため、初心者の方は内張り外しに苦戦するかと思いますが、アイドリングストップキャンセラーの販売元である、株式会社エンラージ商事さんがYouTubeで取り付け動画を上げているので、比較的スムーズに取り付けができると思います。
取り付け手順は、ステアリング下のインパネを手前に引っ張り左側の一部を取り外します。外した場所に10mmネジが1つあるので10mmネジを外します。
次にセンターコンソールのドリンクホルダー下のカバーを手前に引っ張り取り外します。10mmネジが2つあるので2つとも外します。
続いてセンターコンソール下部のカバーも手前に引っ張り取り外します。10mmネジが1つあるので10mmネジを外します。
センターコンソール横、運転席足元の左側にあるクリップを2つ外して、逆側の助手席足元の右側にあるクリップを1つ外します。
センターコンソールの両サイドを持って引っ張ると、センターコンソールのカバーを外すことができます。
そこからアイドリングストップのスイッチ裏に付いているカプラーを外して、アイドリングストップキャンセラーを割り込ませます。
アイドリングストップのスイッチ裏から外したカプラー(オス)に、アイドリングストップキャンセラーのメス、アイドリングストップキャンセラーのオスをアイドリングストップのスイッチ裏に取り付けます。
最後にエンジンを始動させ、アイドリングストップが常時OFFになっているかを確認して問題なければ完成です。