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型落ちとなっても中古車市場では未だに人気の絶えないエルグランド(E51)ですが、購入する際に2WD(FR)と4WDで迷われる方は多いと思います。
国産車のミニバンでは、2WDの場合FFが主流となっていますがE51エルグランドに関しては、FRのため『積雪のある地域では走行に支障が出てしまうのではないか』と思ってしまいます。
実際に積雪がある地域で2WD(FR)のE51エルグランドに乗っている方もいますが、やはり4WDの方が人気となっています。
この記事では、エルグランド(E51)の2WD(FR)と4WDの雪道走行や燃費などの違いについて紹介させていただきます。
エルグランド(E51)の2WD(FR)と4WDの違い
走行性能では4WDの方が安心して運転することができると思いますが、2WD(FR)と4WDでは新車時の車体価格で約30万円の差額があります。
中古車の場合は、2WD(FR)と4WDでそれほどの差額はありませんが、4WDの方が燃費も悪くなってしまう傾向にあるため購入後のコスト(維持費)が変わってきます。そのため2WD(FR)の選択肢も捨てきれません。
ここで2WD(FR)、4WDそれぞれのメリットやデメリットを上げてみたいと思います。
2WDのメリット
・新車時の購入価格が4WDに比べて安い
・4WDに比べて燃費が良い
・ローダウンなどのドレスアップに適している
2WDのデメリット
・山道や雪道などの悪路では4WDに比べて走行性能が劣る
4WDのメリット
・山道や雪道などの悪路でも安定した走行ができる
4WDのデメリット
・2WDに比べて新車時の価格が高い
・2WDに比べて燃費が悪い
・加速やコーナリング性能が悪くなる
・ローダウンなどドレスアップの選択肢が限られてしまう
2WD(FR)と4WDではどちらがおすすめなのか
2WD(FR)と4WDでは車体価格で約30万円の差額があり、4WDの方が燃費も悪くなってしまう傾向にあります。
街乗りがメインで冬場に雪積がない地域の方やウインタースポーツをしないという方は、2WD(FR)で問題ないと思います。
一方で冬場に積雪の多い地域の方やウインタースポーツをされる方は、4WDを購入する方がなにかと安全です。
エルグランド(E51)の2WD(FR)は、ハイエースやキャラバンなどの2WD(FR)とは異なりクラウンやフーガのようなセダンの2WD(FR)といった感じです。
そのためスタッドレスタイヤを装着していれば、10cm程度の積雪でスタックしてしまうことはありません。
注意点としては、冬場の凍結した上り坂の途中で止まってしまうと再発進時に後輪が滑ってしまい進めなくなってしまうことがあります。
凍結した上り坂を走行する場合は、アクセル加減をうまく調整して途中で止まらずに進む必要があります。
途中で止まってしまったときは、少し下がってから発進するという動作を繰り返し行ってみるといいです。
エルグランド(E51)の4WDが人気の理由
エルグランド(E51)の4WDは、切り替え式のため普段は2WDとして乗ることができます。そこにAUTOモード、LOCKモードの切り替えもあり路面状況や走行条件によってうまく使い分けることができるすぐれものです。
とくにLOCKモード(デフロック)は、大雪でタイヤが埋まりかけている状態でも走行することができるくらい強いです。
燃費に関しては、普段2WDで乗っていたとしても4WDの方が120kg重いため元々の2WD(FR)に比べて悪くなってしまいます。
しかし、エルグランド(E51)の4WDはライバル車であるアルファードと比べても完成度が高いため、中古車市場でも人気を集めています。
エルグランド(E51)の燃費は?
エルグランド(E51)の燃費に関しては、2500ccの2WD(FR)の街乗りで6km程度、高速で11km程度です。2500ccの4WDの街乗りで5km程度、高速で11km程度となっています。
3500ccの2WD(FR)の街乗りでは5km程度、高速で10km程度です。3500ccの4WDの街乗りで4km程度、高速で10km程度となっています。