ディーゼルエンジンは、主にトラックやバスなどの大型車に多く採用されています。国産の乗用車ではハイエースに採用されていることで身近な存在となっています。
また、近年マツダの『クリーンディーゼル』が登場したことにより今後はさらにディーゼルエンジンの車が普及していく事が予想されています。
この記事では、人気が高まっているクリーンディーゼル(ディーゼルエンジン)のオイル事情について紹介させていただきます。
ディーゼルエンジン(ディーゼル車)のオイル交換時期
『ディーゼルエンジンは強い(丈夫な)エンジン』というイメージを持つ方もいると思いますが、オイル交換に関してはガソリンエンジンの車と同じで10000kmまたは1年ごとの交換になります。
普段の通勤や買い物で片道10km程度の移動がメインの方や山道や雪道といったエンジンに負担がかかる道路を多く移動する場合は、5000kmまたは3ヶ月~半年ごとでのオイル交換が必要です。
ディーゼルエンジン(ディーゼル車)のオイルの種類
一般的になエンジンオイルは、鉱物油、化学合成油、部分合成油となっていてオイルのグレード(金額)によって品質も異なります。
おすすめは100%化学合成油で作られた高純度なオイルです。寒い時期でもエンジンの始動性が良く、エンジンにかかる負担を軽減してくれます。
ディーゼルエンジンのオイルの粘度に関しては、10W-30や15W-40という硬めのオイルを使用します。しかし、マツダのクリーンディーゼルの場合は指定オイルが0W-30や5W-30といったガソリンエンジンの車と同じ柔らかい粘度になっているため注意が必要です。
ディーゼルエンジンのオイル交換にかかる費用は?
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比較すると使用するオイル量も多くオイルの価格も高いです。
車種や使用するオイルによって異なりますが、ディーラーや量販店などでオイル交換を行う場合の費用は平均で1回6000~8000円くらいが相場になります。
店舗によりオイル交換の回数券や会員割引などがある場合は、1回4000円程度とガソリンエンジンの車と同じ価格帯でオイル交換を行っているところもあります。
まとめ
長時間のアイドリングや近距離での使用が多い場合は、一般的なガソリンエンジンに比べディーゼルエンジンの方がエンジンへの負担が大きいです。
そのためディーゼルエンジンの車は、オイルの交換時期を先延ばしせずに適切なタイミングでオイル交換を行うことが大切です。
定期的なエンジンオイルのメンテナンスによりエンジン内部を清潔に保ち、エンジンの性能を維持することができます。またエンジンへの重大なトラブルを防止することにも繋がります。