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カーフィルム(スモークフィルム)は車内のプライバシーを確保するだけではなく、ドレスアップ効果も高いため人気のカスタムメニューとなっています。
ディーラーで新車を購入する際にオプションで取り付けることができたり、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店でも施工することができます。
カーフィルムの施工に関しては、通常リアガラスのみとなっているため車検も問題なく通すことができます。
カーフィルムの濃さはメーカーによって異なりますが、透過率30%~5%くらいの濃さが一般的で最も人気があるものは透過率15%くらいのフィルムです。
車検対応のフィルム(スモーク)でも注意が必要
カーフィルム(スモークフィルム)を貼る場所によっては、国の定める保安基準により車検を通すことができない場合もあります。
車のリアガラス(後部窓ガラス)は、車検の保安基準で透過率の対象外となっています。そのため、リアガラスに関しては濃いスモークフィルムを貼っても車検を通すことができます。
車のフロントガラス(運転席、助手席のサイドガラス含む)は、車検の保安基準で透過率70%以上と定められているため、透過率70%以上のフィルムであれば車検を通すことができます。
しかし最近の車に関しては純正フロントガラスの透過率が75~80%になっているものが多く、少しでも色の入ったフィルムを貼ってしまうと車検を通すことができないため注意が必要です。
ゴーストフィルムなどの特殊な色付きのカーフィルムは、Braintec(ブレインテック)にて購入することができます。
カーフィルム(スモークフィルム)を貼るメリット
車のカーフィルム(スモークフィルム)を貼ることで、車内が暗くなりプライバシー保護の効果を高めることや紫外線(UV)を約99%カットすることができます。
紫外線(UV)カットの効果は、お肌の日焼け防止対策にとても有効なため女性の方にもおすすめできるものだと思います。
また断熱性能が高いフィルムを施工することで夏場は熱遮断効果によりエアコンの効きが良くなり、冬場は車内の暖房熱が逃げにくくなるという効果があります。
他にもカーフィルムには黒以外のカラーフィルムというものが多数あるため、車のドレスアップを楽しむ目的としても人気があります。
カーフィルム(スモークフィルム)を貼るデメリット
車のカーフィルム(スモークフィルム)を貼ることで車内のプライバシーを保護することができますが、色の濃いフィルムは車内からの視界も悪くなってしまい走行時に支障をきたしてしまう可能性があります。
特に夜間は車内から外の状況が全く分からなくなってしまうため、交差点での巻き込み確認や車を駐車する際などはいつも以上に注意する必要があります。
初めてカーフィルムを施工する場合は、色の薄いフィルムを選択し運転の際には十分な安全確認を行うことが大切です。
カーフィルム(スモークフィルム)施工費用
車のリアガラス全体に黒いカーフィルム(スモークフィルム)を施工する場合の料金は、施工する店舗やフィルムによって異なりますが、軽自動車、コンパクトカーで25000円~、ミニバン、SUVで35000円~、セダンで40000円~という相場になっています。
断熱フィルムやカラーフィルムといった特殊な物は、フィルムが高価なため通常の価格よりも施工費が高くなってしまいます。