タイヤ空気圧で燃費や乗り心地が変化!入れ方や調整方法は?

スポンサーリンク

 

カーブログをご覧いただきありがとうございます。

この記事では、車のタイヤ空気圧による燃費や乗り心地の変化、セルフのガソリンスタンドでの空気の入れ方や空気圧の調整方法について紹介させていただきます。

車のタイヤの空気圧は車種ごとに適正な数値が定められていて、適正値に調整していても気温の変化や時間の経過とともに徐々に減ってしまいます。

このように適正値よりも空気圧が低い状態で走行し続けると、タイヤが変摩耗したり最悪の場合バーストするなど、さまざまな影響を招くため大変危険です。

そしてタイヤ空気圧は燃費や乗り心地にも影響するため定期的なチェックを行い、変化している場合は適正値に調整しましょう。

タイヤ空気圧が適正値よりも低いとタイヤがたわみ、接地面が増えることで転がり抵抗が大きくなり燃費が悪化します。

一般財団法人省エネルギーセンターが実施したテストによると、タイヤの空気圧を適正値から50kPa下げて走行すると、走行条件によって2.5%~4.8%悪化するというデータがあります。

また乗り心地に関しては、タイヤ空気圧が適正値より高いとゴツゴツ感が増することで悪く感じる傾向にあります。では低い方が良いかというと、規定値より5kPa~10kPa低い状態では確かに乗り心地が良く感じます。

しかしタイヤ空気圧が低い状態では、デメリットが多いため規定値または規定値よりも5kPaほど高く設定すると安心です。

タイヤ空気圧をセルフのガソリンスタンドなどで調整する場合は、各施設に設置されている無料のホース巻き取り式のものや、持ち出しタイプのエアタンクを使用します。

車の運転席または助手席側のドアを開けたところに記載されている、タイヤ空気圧の規定値を確認し、ホイールのバルブキャップを外してから空気圧ゲージの先端をバルブに押し当てます。

このとき空気圧ゲージの先端とバルブに隙間があると空気が漏れて入らないため、グッと力を入れて押し当てる必要があります。

この状態で空気圧ゲージのレバーを強く握るとタイヤに空気が入るので、規定値よりも多めに入れてから空気圧ゲージのレバーを軽く握るか、ゲージ下に付いているボタンを押して空気を少しずつ抜いて調整します。

そして規定値に合わせて完了ではなく、一度ゲージをバルブから取り外して再度バルブに押し当てます。すると先ほど合わせた数値よりもズレているはずです。少ない場合は空気を入れ、多い場合は空気を抜いて再度ゲージをバルブから取り外し、またバルブに押し当てて数値を確認します。

空気圧ゲージをバルブに押し当てた時に、しっかりと規定値になるまでこの作業を繰り返すことで正確な空気圧に合わせることができます。

またタイヤ空気圧を調整する場合は、できるだけタイヤが冷えた状態がベストです。車を1時間以上走らせたり、高速道路やバイパスなど普段よりスピードを出して走らせると、タイヤが熱を持ち中の空気が膨張することで本来の空気圧より10kPa~15kPaほど高くなります。

そのためタイヤ空気圧の調整は気温が上がる前の早朝や夜間、最寄りの店舗で行うことをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました